
30坪のお家で約100万円程度のまとまったお金が必要になる外壁塗装ですが、できることなら安く済ませたいと思いますよね。
よくあるトラブルの1つですが、初めから安さを謳った見積もりを勧めてくる業者は必ず裏があり、悪質業者が多いのが現状です。安さの裏には、どこかしらで手抜きをするに決まってます。
値段だけで即決することをしなくても、外壁塗装の費用を抑えることは可能です。ポイントをご紹介していきますので是非参考にしてみてください。
外壁塗装を安くする3つの方法
外壁塗装を手抜き工事をされることなく安くする方法が3つあります。費用が足りないために工事ができない!という事態にならないようにしましょう。
外壁塗装を安くする方法①|安い時期を選ぶ
一般的には、気温と湿度が安定している「春と秋」が外壁塗装を行うのに最適な季節と言われています。しかし、費用を抑えるという面で季節を選ぶとすると「梅雨」の時期が一番良いでしょう!
梅雨の時期はやはり業者への依頼数が減るため、安い費用で工事ができる可能性が高くなります。雨が多いため工事期間は長くなるかもしれませんが、コスト面を重視する際には最適ですよ♪
外壁塗装を安くする方法②|安い塗料の色・グレードにする
外壁塗装に使用する塗料にも値段のグレードがあります。
(安い)白→黒→黄土色→青や緑→黄色→赤(高い)
このように、白が最安値で赤が高価格になります。濃い色ほど顔料を多く使用しているので高くなるのです。なかなか外壁に赤や青といった色味を使用する住宅はないと思いますので、無難な白や黒をチョイスすると良いでしょう。
(安い)アクリル→ウレタン→シリコン→ラジカル→遮熱(セラミック)→フッ素→光触媒(高い)
一番安いのはアクリル塗料になりますが、耐用年数が短く今ではほとんど使われていないためおすすめできません。耐用年数や機能性、費用のバランスが良くコスパが高いのは「シリコン塗料」になり、人気があります!
まとめると、「シリコン塗料の白色」を選ぶと、塗料については費用を抑えることができます。
外壁塗装を安くする方法③|自治体の助成金を活用する
外壁塗装の費用自体を抑えるのではなく、自治体から助成金や補助金を受けることも可能です。
お住まいの地域の自治体により、内容や対象条件は異なりますが、対象地域ならば見逃せない情報ですよね。助成金は返す必要のないお金ですので、自治体のホームページから確認しておきましょう。
工事自体の費用を抑えた上に、助成金も活用できればかなり負担が軽くなるはずです♪(外壁塗装やリフォームを受けられる助成金についてはこちら)
外壁塗装の費用を抑えるためのNG行動
外壁塗装の費用を安くしたいがために、やってはいけない注意点を解説します。
- 訪問販売業者の「今なら半額!」と言われて即決(外壁塗装に大幅な値引きはありえません。悪質業者の可能性が高いです。)
- 塗装業者にしつこく値引き交渉(必要な工程を省かれたり手抜きされる可能性があります)
- 自分で外壁を塗装する(手が届く範囲の簡単なものなら良いですが、危険だし難しいです。やり方を間違えれば劣化が早まってしまいます)
このように、安さだけを考えて依頼してしまうと、悪質業者に騙されたり手抜きされる可能性があります。
また、自分でDIYをしたとしてもやはり素人とプロは違います。道具や実力の差でたとえ器用な方でも失敗してしまい、塗り直しが早まったり、劣化が悪化してしまうためやめておきましょう。
まとめ
これまで紹介してきたように、業者に無理を言うこともなく外壁塗装を安くする方法はあります。
ハッキリ言うと、外壁塗装の工程で思い切った値引きができる施工はありません。「足場が無料」とか「オリジナル塗料だから半額」ということを言われてもその裏には手抜きがありますので注意しましょう。
外壁塗装を検討する場合は、ある程度の知識を得て見積もりを依頼すると、失敗のない工事を行うことができるかと思います!
「外壁塗装を安く済ませるためのテクニック|安い時期・塗料の色・助成金」を再度チェックする!